新規事業:法人向け通人販売事業
時事通信(2017/9/20)
アマゾンジャパンは20日、オフィスで使う事務用品などを販売する法人向けサイトを開設したと発表した。2億種類以上の品ぞろえなどをアピールし、アスクル〈2678〉や大塚商会〈4768〉などがシェアを握る法人向け通販市場に参入した。
サイト名は「アマゾン・ビジネス」。東京都内で記者会見したアマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「ビジネスに必要な商品をすべて1カ所で購入したいという要望に応えた」と説明。米国やドイツなど海外では同様のサイトをすでに運営しており、日本は4カ国目となる。
サイトには事務用品から各種工具、顕微鏡といった研究用機材までそろえた。法人向けのアカウントを取得すれば、通常のアマゾンのサイトで販売されている商品も購入できる。
アマゾンへ出品している複数の企業から商品を購入した場合でも、アマゾンが1カ月分の代金を月末で締め、一括請求する機能を付けた。顧客の経理処理の負担軽減の一環という。