新規事業ニュース

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【日立ハイテクノロジーズ】

新規事業:診断検査サービス事業

日刊工業新聞(2017/9/22)

日立ハイテクノロジーズは21日、がんなどの診断検査サービス事業に参入すると発表した。高感度測定技術を持つ米マグアレイ(カリフォルニア州)に資本参加した。同社の検査サービスの立ち上げ・運用を支援するとともに、2022年をめどに高感度測定技術を活用した次世代高処理能力装置や消耗品などを開発する。

マグアレイの第三者割当増資を引き受け、約20%の株式を取得。持分法適用会社とした。日立ハイテクの投資額は約24億円。

マグアレイは05年に設立。米スタンフォード大学が持つ「巨大磁気抵抗(GMR)センサー」と呼ばれる磁気センサー技術を持ち、濃度が低い試料中の成分を検出できる高感度測定技術に強みがある。同技術を用いた新たながん診断検査サービスを近日中にも始める予定だ。売上高は非公表。

日立ハイテクは資本参加により、一般の体外診断検査に比べ、高い成長性が期待される高付加価値がん診断検査の需要を取り込む