新規事業:シンガポールでの化粧品販売事業
化学工業日報(2017/9/19)
第一三共ヘルスケアは、シンガポール市場に参入すると発表した。9月下旬からスキンケア化粧品を販売する。東南アジアにおける情報発信拠点の役割を担うシンガポールで展開し、知名度を向上したい考え。参入を機に、化粧品以外のカテゴリーの扱いも検討していく。2020年度に化粧品を含む海外事業全体で売上高30億円を目指す。
シンガポール市場に投入するのは、海外戦略の主力製品と位置付ける敏感肌・乾燥肌向けスキンケアシリーズ「ミノン アミノモイスト」。日本から輸出し、現地の日系代理店が輸入・販売する。ドラッグストアで化粧水やシートマスクなど5品目を販売する。価格は国内に比べ1・1〜1・2倍になるという。
ミノン アミノモイストシリーズは昨夏、海外展開を開始した。シンガポールは4つ目の国・地域となる展開先。