新規事業:画像分析システムの販売事業
西日本新聞(2017/9/7)
総合商社の双日九州(福岡市)は6日、大学発のITベンチャー「TRIART(トライアート)」(福岡県飯塚市)と業務提携を結んだと発表した。同社が開発した人工知能(AI)を搭載した画像分析システムなどを販売する。双日九州がIT関連事業に本格参入するのは初めてで、同事業で2022年に年間10億円の売り上げを目指す。
トライアートは03年設立で、トヨタ自動車九州(同県宮若市)向けのIT機器などを開発する地場有力ベンチャー。建築業界向けに、複数の画像の違いを読み取って可視化するシステムを開発・販売しており、建築図面の確認などに活用されている。