組織/プログラム:アクセラレータプログラム
日刊工業新聞(2017/9/13)
高砂熱学工業は、ベンチャー企業と共同で新規事業の創出を目指すプログラム「高砂熱学工業アクセラレータ“just move on!”」の募集を始めた。人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)を活用した空調制御サービス、設計・施工を効率化する技術を開発するベンチャー企業を募集する。2—4社程度を選定し、2018年4月頃から事業化プロジェクトを始める。募集期間は11月10日まで。選定されたベンチャー企業は、同社の技術研究所(神奈川県厚木市)の実験施設や分析装置などを活用できる。また、プロジェクトの事業化では同社の顧客ネットワークも活用できる。特に有望なベンチャー企業に対しては、同社との資本・業務提携も検討する。
高砂熱学は、将来の国内建設需要の減少や労働者不足を見据え、新規事業の創出や工事施工の効率化を強化している。